27年度以前

美術教育科(平成27年度以前の入学生向け)

美術サブコース

サブコースの紹介

 学校教育教員養成課程小学校・中学校教育コース美術サブコースは、入学時からすでに美術志望を明確にし、美術教員の養成に特化した4年間一貫のカリキュラムにおいて行います。
 美術の教科専門科目には、絵画(映像メディア表現を含む)・彫刻・デザイン(映像メディア表現を含む)・工芸・美術理論及び美術史(鑑賞並びに日本の伝統美術及びアジアの美術を含む)の基礎科目、さらに多様な教材研究に対応した演習・実習科目群を備えて専門的な力量の育成を行います。
 このことと同時に教育や子ども理解に関する理論とともに実践的指導力の強化を図ります。これにより、美術の専門的な力量及び理論に基づいた優れた実践力を身に付け、教員として必要な資質能力と、教員としての学校教員の養成を行います。
 小学校一種免許、中学校一種免許(美術)、高等学校一種免許(美術)が取得可能です。

研究室の紹介 - 教 授 : 近藤 克美 -

kondou

 研究テーマは抽象表現―平面作品をベースに幅のある表現活動を行っています。芸術文化課程では絵画を担当し「表現」をキーワードに各学生の個性を引き出すことに主眼を置き、また大学院においては絵画を広義に考察できるよう研究指導を行っています。そして、社会貢献という観点から企画・運営等を行い若手作家を中心に紹介しています。

<研究内容>
近代美術(絵画制作研究、抽象表現)
<講演・講義可能なテーマ>
絵画実技

研究室の紹介 - 教 授 : 藁谷 収 -

 彫刻のある街づくりを目指して、研究・制作をしています。彫刻には、様々な素材を用いることや思いもよらない表現方法等、制作者独自の工夫があります。生まれ育った盛岡の風景や、30年前から訪れているイタリアも限りない想像力を与えてくれます。私はそれらのイメージを基に、石(花崗岩や大理石)を使い、新しい形を探す研究をしています。

<研究内容>
野外彫刻、都市景観と彫刻、石彫制作
<講演・講義可能なテーマ>
野外彫刻の役割、都市景観と彫刻、イタリア彫刻

研究室の紹介 - 教 授 : 阿部 裕之 -

abe

 日本の伝統的美術工芸分野の技法の中で真土(まね)を用いた鋳造技法を中心に研究しています。鋳造とは金属を溶解し鋳型を作り、可熔性や流動性を利用して形作ることです。岩手の南部鉄器などを参考に、鋳造技法を用い、時代の感覚に合ったオブジェや花器などの金属工芸作品を銅合金であるブロンズや真鍮などの素材を駆使して制作し立体造形を研究します。

 併せて、比較研究にヨーロッパ式の石膏鋳造技法による研究もしています。

<研究内容>
伝統的美術工芸(鋳造を中心とする)の基本設計及び造形、鋳造作品の原形製作
鋳造及び仕上げ加工と着色法、ヨーロッパ式石膏鋳造による蝋型美術鋳造の研究
<講演・講義可能なテーマ>
金属工芸

研究室の紹介 - 教 授 : 本村 健太 -

motomura

 「総合芸術」や「芸術と技術の融合」をテーマにバウハウスや映像メディア表現の理論・実践研究を進めています。 芸術・教育・メディアのジャンルを横断し、表現の側からの地域貢献や人材育成を試みるとともに、メディア・アートとしてのVJ(ヴィジュアル・ジョッキー)表現の可能性についても取り組んでいます。 最近は、映像イベント等でのアートディレクションに力を入れています。

<研究内容>
バウハウスの研究、イッテンの研究
メディアリテラシーの研究
<講演・講義可能なテーマ>
バウハウスについて
映像メディア表現

研究室の紹介 - 教 授 : 田中 隆充 -

tanaka

 地域産業をより活性化させるため、都市部の大学では出来ない地域密着型のデザインのあり方を産学官連携による共同研究を中心に進めています。特に伝統産業では輸出用の南部鉄器デザインがフランスやスイス等での販売に成功しています。

 また、地元の木工技術を使った玩具デザインの開発では、教育学部附属幼稚園との連携で商品化に至っています。地域の課題解決を研究室や学部の枠を超えた連携を行うことで、学生が社会貢献への意識を高める事が出来ると確信しています。

<研究内容>
プロダクトデザイン、パッケージデザイン、芸術工学
<講演・講義可能なテーマ>
社会におけるデザインの役割とその効果

研究室の紹介 - 准教授 : 煤孫 康二 - 

susumago

 幼稚園、小学校、中学校での造形美術教育を研究しています。幼稚園では幼児の遊びと造形の関係を、小学校では児童の図工の活動、中学校では生徒の美術を通して造形活動の素晴らしさを身に付けることを大切にしています。

 また、まちなか景観創出事業に関わり、市街地にオブジェを設置したり、ある地域の木工団地との連携で、間伐材を利用した木製品の開発にも関わっています。

<研究内容>
美術教育における現代造形の位置付け、異文化教育と美術・工芸、言語と形態の関係
<講演・講義可能なテーマ>
子どもの活動と造形表現、ニュージーランドの風土と造形、街とアートの関係による活性化計画

研究室の紹介 - 准教授 : 金沢 文緒 - 

 西洋美術について、17、18世紀を中心に研究を行っています。特に、風景画という絵画ジャンルの成立について多角的に考察しています。また、この時代の美術を地域横断的に捉えるひとつの手段として、旅という現象に注目し、旅と美術の関わりについても研究を進めています。美術に携わる人間にとって、その歴史を学ぶことは全ての出発点となります。授業では、学生が独自の研究テーマを見つける作業を重視し、指導を行っています。

<研究内容>
18世紀イタリア美術研究、景観画・風景画研究、芸術家のヨーロッパ内移動についての研究
<講演・講義可能なテーマ>
西洋絵画鑑賞、ヨーロッパにおけるイタリア美術の伝播について