27年度以前

音楽教育科(平成27年度以前の入学生向け)

音楽教育科

音楽教育科の紹介

 音楽は、年齢や境遇に関わらずどんな人の心にも働きかける力を持っています。人生のさまざまな場面にいる人たち、特に子どもたちの心を豊かにする多様な音楽文化活動に教育者として関わっていくことは、やりがいのある仕事です。音楽の楽しさを教えるためにまず必要なのは、音楽を愛する心。そしてそのうえに知識と技術。

 当科では、岩手という音楽活動や盛んな地域で教員として貢献するために必要な、幅広く豊かな教養、音楽と教育に関わる高い専門的知識と技術を身につけるためのカリキュラムが用意されています。中学校教育コースと小学校教育コースの音楽専攻学生が所属し、子どもの頃からピアノを習っていた人、合唱部や吹奏楽部で活勤していた人だけでなく、あまり音楽に縁がなかったけれど大学に入ってから音楽の魅力に目覚めた人など様々です。将来は、小・中。・高等学校、特別支援学校や幼稚園の教員になることをめざし、音楽を通して培われる和やかな雰囲気に包まれて日々の勉強に励んでいます。

研究室の紹介 - 教 授 : 佐々木 正利 -

sasaki

 音大が優れた演奏家を輩出するとしたら、教育学部の音楽科は優れた聴衆を育てる人材を輩出します。如何なる名曲でもその指揮者の水準まで下がる、と語ったのは名指揮者ワルターですが、次代を担う子どもたちに本物の音楽を教えられる教師をつくりたい、常々そう思っています。ブタペスト・オペラ劇場の音楽監督が誰であるかよりも、片田舎の小学校の音楽教師がどのような人であるかの方がはるかに大切だ(コーダイ)。ホントにそうだよ、って思っている声楽と合唱の担当教員です。

<研究内容>
ドイツ歌曲及びイタリア古典歌曲の解釈と演奏法の研究、
宗教声楽曲及びオペラ・アリア等の歌唱法、
演奏法の研究、合唱曲全般に亘る指導法と指揮法の研究
<講演・講義可能なテーマ>
発声法とその原理、合唱指揮法及び実践、ドイツ歌曲及びイタリア歌曲の解釈
宗教声楽曲の歴史及び演奏法、オペラの歴史及び演奏法

研究室の紹介 - 教 授 : 重野 和彦 -

shigeno

 古典派から近現代に至るまでのピアノ演奏法をテーマに研究している。各派の演奏スタイルと解釈・打鍵法・演奏効果など指導に務めている。全国のコンクールでの審査も行い、最新の日本のピアノ界の情報を集めてレベルの強化をはかって学生を指導している。

<研究内容>
古典作品の演奏法について、ロシア音楽、
ロマン派について
<講演・講義可能なテーマ>
ピアノコンサート、ピアノ演奏法

研究室の紹介 - 教 授 : 川口 明子 -

kawaguchi

 インドネシアには「打楽器オーケストラ」とも言うべきガムランをはじめとする豊かな音楽文化が花開いていますが、私は特に、スンダ(西ジャワ)様式のガムラン・ドゥグンと、トゥンバン・スンダ(歌・箏・笛のアンサンブル)という2種の音楽の研究と演奏を続けています。また、アジアの音楽文化を土台としつつ、音楽を身体で学びながら、世界の音楽文化に親しむ音楽教育の実践的研究に取り組んでいます。

<研究内容>
世界の音楽の伝承・学習と教材化、
インドネシア・西ジャワの音楽の研究と演奏(ガムラン・ドゥグン、トゥンバン・スンダ)
<講演・講義可能なテーマ>
世界音楽めぐり、インドネシアの音楽文化(ガムラン他)

研究室の紹介 - 教 授 : 木村 直弘 -

kimura

 本来の専門は、20世紀初頭の独墺圏における音楽美学思想および作曲実践の研究ですが、近年は中国で哭き女のフィールドワークをしたり、宮澤賢治の作品研究をしたりと、専門の枠に囚われず自由な発想のもと研究を行なっています。

 こうしたスタンスは「多芸は無芸」(藤井・元学長曰く)に陥りがちかもしれませんが、「教師は抽き出しが多くなければならない」が持論ですので、学生さんたちにも多様で複眼的な思考の大切さを伝えていきたいと思っています。

<研究内容>
音楽美学、西洋音楽史、音楽思想史
<講演・講義可能なテーマ>
西洋芸術音楽の歴史、音楽におけるジェンダーとセクシャリティ、
歌謡曲からJ-POPへ

研究室の紹介 - 准教授 : 白石 文子 -

shiraishi

 音楽科教育の目的・内容・方法に関する理論研究を行っています。特にアメリカ合衆国における音楽科教育論の歴史的・哲学的研究と、第二次世界大戦後の音楽科教員養成史に関する日米比較研究を専門にしています。大学における教育では、音楽科教育の理論と実践の融合を目指して、理論面の強化、および実践に関する議論を重視しています。

<研究内容>
アメリカ音楽科教育論の歴史的哲学的研究
戦後初期の音楽科教員養成の日米比較
<講演・講義可能なテーマ>
アメリカ合衆国の音楽教育

研究室の紹介 - 准教授 : 牛渡 克之 - 

ushiwatari

 ユーフォニアムと指揮を専門としています。定期的にリサイタルを開催し、室内楽の演奏も行っています。指揮者としては管弦楽、吹奏楽、金管バンドなど幅広いジャンルの団体で精力的に指揮活動をしています。学生との共演の機会を多く作り実践の場を与えるとともに、こちらも若いパワーをたくさんもらっています。各地の学校で吹奏楽指導を行っていますが、特に中高生は才能に満ちあふれていてとても楽しいです!

<研究内容>
ユーフォニアム演奏法、指揮法研究
<講演・講義可能なテーマ>
金管楽器指導、吹奏楽指導法、指揮法