サブコース紹介

技術教育科

技術サブコース

サブコースの紹介

内容D 情報に関する技術
内容D 情報に関する技術

 戦後、地下資源のない日本が短期間に豊かな国の仲間入りをはたす原動力となった「ものづくり」が、いわゆる「若者の理数離れ」にともない、衰退していくことに危機感を感じた国は、平成11年3月に「ものづくり基盤技術振興基本法」という法律を公布しました。この第十六条では、「国は、青少年をはじめ広く国民があらゆる機会を通じてものづくり基盤技術に対する関心と理解を深めるとともに、ものづくり基盤技術に関する能力を尊重する社会的気運が醸成されるよう、小学校、中学校等における技術に関する教育の充実をはじめとする学校教育及び社会教育におけるものづくり基盤技術に関する学習の振興、ものづくり基盤技術の重要性についての啓発並びにものづくり基盤技術に関する知識の普及に必要な施策を講ずるものとする。」となっており、国としても技術に関する教育に力を入れる決意が示されています。

 岩手大学教育学部技術教育科では、前述した国の方針を具体的に実現していくために、中学校の技術・家庭科技術分野(以下、技術科)を担当できる教員の養成はもちろんのこと、小学校の総合的な学習の時間を中心とした、「ものづくり」や「情報」に対して、専門的な力量を備えた教員の養成を目的としています。そのために、技術教育科では、最近接の理論体系である工学と農学、教員として資質をより効果的に形成するための教科教育に関するカリキュラムを提供しています。

 中学校の技術科教員になろうとする方はもちろん、校種を問わず、今日的な課題、例えば、情報教育の専門家として活躍しようとする方にとっても、技術教育科では情報に関する専門性を学べる点において、最適と思われます。他大学では、小学校の教員養成のコースに、ものづくりや情報の専門コースを設けて教員養成を行っている大学も増えてきました。そこには、女性も多く在籍しています。我々の社会を支えている「技術」について、正しい知識や技能はもちろんのこと、「技術」に対する見方・考え方を児童・生徒に培うことのできる教員を一緒にめざしましょう。

研究室の紹介 -  教授 : 吉田等明-

 世界最高水準の高速性と堅牢制を合わせ持つ独自暗号系を開発し、インターネットの安全を守る特許、製品、そして教育につなげています。図に示す4次元のストレンジアトラクから(4本目の座標軸は色で表現)、全く偏りがない乱数を大量に取り出して暗号に応用しているのです。

<研究内容>
ICTを活用した教育、複雑系シミュレーション、地域情報化
<講演・講義可能なテーマ>
プログラミング、時系列解析、情報セキュリティ

研究室の紹介 -  准教授 : 金澤俊成 -

kanazawa

 野菜の栽培や利用に関する研究を行っています。野菜に特有の形や色、大きさなどの特徴は、野菜の種類や植物としての深く関わるとともに、栽培や利用に関する環境が重要な役割を果たしています。野菜のいろいろな特徴を知ることにより、野菜の美味しさや楽しさが広がります(写真は岩手県の特産野菜である一関の曲りねぎです)。

<研究内容>
園芸作物の植物学的特性
岩手県特産野菜の栽培と利用
 野生植物の栽培化
<講演・講義可能なテーマ>
野菜の話題、野菜の栽培と利用、
くらしの中の園芸

研究室の紹介 -  准教授 : 宮川洋一 -

ITEEA(於:米国)にて
ITEEA(於:米国)にて

 義務教育の授業は、単に知識・技能等を伝達する営みではありません。教師は、学習指導要領をミニマムと捉え、目の前にいる35-40名の児童・生徒の実態に応じて、必要となる学習活動を構築しなければなりません。

 本研究室では、主に技術科教育、情報教育をターゲットとして、児童・生徒の認知的実態に基づく、教材開発、題材開発、教育実践に関する研究をしています。その成果は、研究フィールドである国内の学校現場へ還元するとともに、海外へも積極的に発信しています。

<研究内容>
生徒の認知的実態の分析に基づく学習指導、教材、カリキュラムの改善・開発に関する研究
<講演・講義可能なテーマ>
中学生を対象としたプログラミング教育について、
 技術科教育における「情報に関する技術」の実践について