岩手県教育研究ネットワーク

設立趣旨

「岩手県教育研究ネットワーク」
設立趣意書

発起人代表 岩手大学教育学部長  望月善次
岩手大学教育学部附属教育実践総合センター長  新妻二男

 当教育学部の研究・教育につきまして、日ごろから格別のご高配をいただいておりますことに、厚く御礼申し上げます。
 さて、先般ご承知のこととは思いますが、岩手大学教育学部におきましても大学改革の潮流の基で、種々の改革に取り組んでいるところであります。学部の組織改編やカリキュラム改革等にも着手しておりますが、それらは等学部のさらなる研究・教育の発展・向上を目指したものであるとともに、その成果をできるだけ地域社会に開かれたものにするということを意図したものであります。すなわち、地域に開かれた学部づくりが、学部改革の大きな課題となっているということです。
 もちろん、当学部が従来そうした課題に取り組んでこなかったという訳ではありませんが、それらは教官個々人の点としての取り組みが主であり、学部として組織的に取り組んできたとは言い難い面があったことは、率直に認めなければなりません。それ故、開かれた学部づくりに向けた当面の課題としては、教官個々人の点としての取り組みを、学部が関わることによって線としての取り組みに改め、それを拡充していくことではないかと考えるところです。
 過日学部教官にアンケートを取りましたところ、学部教官の学部以外に組織されている研究会等への参加が予想以上に多いことが判明しました(40人の回答で70以上の参加が確認された)。しかも、そのほとんどが「教育」と何らかの関わりを持つ研究会であることも把握できました。
 とするならば、まず学部教官が研究会に参加することを学部として積極的に支援するとともに、学部の研究・教育の成果を学部教官が参加する研究会を通じて、地域に開いていくことが先決ではないかと考えたところです。また、学部教官が参加している研究会に対する支援、例えば研究会のホームページの作成、研究会相互の情報交換や交流、あるいは個別研究会では困難な事業への協力や協同事業づくり、研究会や研究会が主催する事業への講師の派遣等も実現できるようにしていきたいと考えています。もちろん、当学部の研究・教育への意見や要望等を吸収できる場にもしていきたいと考えています。
 幸いにも当学部の附属教育実践実践研究指導センターの「教育実践総合センター」への改組・転換が日程にも上っていることもあり、センターが事務局的な仕事を担えるという見通しがついたところです。すなわち、センターが学部(学部教官)と地域(研究会や個人)を繋ぐ窓口となって上記の課題を実現していく所存です。
 このような開かれた学部づくり、しなわち学部(学部教官)と地域(研究会や個人)との協力・協同を実現することを目的に組織しようというのが、「岩手県教育研究ネットワーク」
 是非、上記の趣旨にご賛同いただき、貴研究会が団体として加盟していただければ幸いに存じます。また、貴研究会の団体としての加盟が困難な場合でも、広い意味で「教育」(子ども、学校、教育問題等々)に関心をお持ちの方が個人として加盟していただくことも大いに歓迎したいと思います。さらには、教育・研究に関わる情報交換や交流等のネットワークに関心をお持ちの団体、個人の参加も歓迎しております。
 たくさんの団体、個人が会員としてご参加くださることを、心よりお待ち申し上げております。