岩手大学大学院教育学研究科
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  理科教育講座は、義務教育および高校教育における理科担当教員を養成することを主な目的としています。本講座は、理科教育全般についての教材研究や教科教育方法について研究・教育する「理科教育」、および高等学校における理科の各分野について研究・教育する「物理学」、「化学」、「生物学」、「地学」で構成されています。このような自然科学の各分野で構成されている本講座は、自然界に対する幅広く、しかも正しい認識を持った教員を養成することに勤めております。

八木  一正 教授;理科教育
  専門分野に囚われることなく小中高の学校現場で役に立つ理科教育研究を深めたい方、更に将来大学の理科教育の教官になりたい方、面倒見ます。是非お出で下さい。ともあれ、理科を題材にして人や世そして次世代型教育の有り様を語りたいです。詳しくは八木研究室のホームページをご覧下さい。

重松  公司 教授;物理学
  結晶成長を研究しています.現在,結晶の形と成長条件・分子の対称性との関係を,圧力を変化させて結晶を成長させる系(成長駆動力の均一性が保障される系)で調べています.氷や雪,天然の鉱物など,多くの結晶が,様々な形を私たちに見せています.また,結晶の対称性がもたらす特異な性質を利用して,Si や化合物半導体,水晶や複酸化物単結晶が,電子部品に数多く使われています.多くの人の目を引きつけてきた結晶の対称的な形を,現代の科学の目で研究しましょう.大学院での研究経験は,身近な自然に隠れている大自然の秩序を見逃さないあなたの眼力を育てるでしょう.

村上  祐 教授;化学
  皆さんは、人間は呼吸によって空気中の酸素(O2)を取り込んでいること、そのO2は血液中のヘモグロビンというタンパク質により体中に運搬されることを知っているでしょう。では、O2とヘモグロビンはどのように結合しているのでしょうか。実は、ヘモグロビンの中にヘムといわれる鉄(II)錯体が含まれていて、その鉄にO2が結合するのです。生体中にはいろいろな金属イオンが含まれており、多種多様な役割をしています。私は、ヘムに代表されるような、金属イオンの周りに生体関連化合物が結合した「金属錯体」の構造や安定度について研究しています。向学心あふれる皆さん方をお待ちしています。  注:O2の 2は下付です(二酸素)。

菊地  洋一 教授;化学

  分析化学,特に天然水中の微量金属イオンの分析のための新たな手法の開発やそれに関わる金属イオンの溶液内反応について研究しています.教育学研究科なのに理学の研究を?!と思われる方もいるかもしれませんが,仮に地味なことでも世界で誰も明らかにしていないことにチャレンジする研究の醍醐味をできるだけ味わっていただきたい.そこで感じた思いや自信を持って教員などの職業に向かってほしいと考えています.また,もっと教育現場的な課題としては簡易分析法の開発についても扱っています.共に研究してみませんか.


武井  明 教授;化学
  分子軌道計算プログラムを使い,分子レベルのミクロな挙動を計算によって調べ,マクロな系の測定値を解釈する(計算による再現)ということをやっています.そのことにより,マクロな系の性質を原子,分子レベルの挙動で説明できそうな例を探し,物質学習の教材開発につなげたいと思っています.例えば,いくつかの水分子による氷の結晶の計算を通して氷河が何故流れるかを説明することなどが考えられます.

内山  三郎 教授;生物学
  微生物を中心にした、細胞生物学領域の研究をしております。研究室の主な研究対象は、土壌微生物の細胞性粘菌です。この生物は高校の教科書でも取り上げられており、我々の近辺の林の中でひそかに存在しています。粘菌は子実体を形成し菌の名称が付いていてますが、菌類ではなく原生生物に位置づけられている生物です。この生物には、アメーバ状の単細胞期から多細胞の時期に移行し、胞子と柄細胞という比較的単純な細胞分化が見られる、という大きな特徴があります。現在の研究の中心は、この生物が生産する蛍光物質の役割を明らかにすることです。一緒に研究できる方、大学院入学を歓迎いたします。

梶原  昌五 准教授;生物学
  三陸の海に生息するホヤの目と神経系について研究しています。卒業研究では、ホヤの生物学だけでなく、環境についての調査や環境教育についても指導しています。実験室で行う研究も、街や学校現場に出て行う研究も、どちらも大切です。とにかく自分で考え、工夫する人と一緒に勉強したいと考えています。

土谷  信高 教授;地学
  私の研究テーマは,太陽系の惑星の中で,なぜ地球だけに花崗岩質大陸地殻が形成されたのかを明らかにすることです.そのために,地質調査・顕微鏡観察から機器分析などのあらゆる手段を駆使して,地球と対話しています.地球の営みを明らかにすることは,近年大きな問題となっている環境破壊を食い止めるためにも,ぜひとも必要なことです.興味をお持ちの方,一緒に研究しませんか?

名越  利幸 准教授;理科教育
  理科教育学とは基礎科学を基盤とした教育研究です。私は、科学カリキュラム、デジタルコンテンツを含む理科教材開発などを研究してきました。そこで、小・中・高の学校現場で役に立つ「理科教育研究」を深めたい方を歓迎します。一方、基礎科学研究の領域では、気象学、特に「局地気象学」を対象に研究を行っています。その手法は、気象理論、気象観測、室内実験、現象の数値シミュレーションなどを用います。理科教育学の研究、気象学の研究について興味のある方々と議論しながら研究できることを楽しみにしています。


[大学院生よりのメッセージ]



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