校長あいさつ

 

 かつて盛岡師範学校附属小学校として1877(明治10)年に設立された本校は,まもなく150年にならんとする堂々たる歴史と類い稀なる伝統を誇っています。その歴史と伝統はいうまでもなく歴代の教職員や数多くの卒業生,そして保護者をはじめとする実に多くの本校関係者によって築かれ,また引き継がれてきたものであります。さらにこれから先の将来もその歴史と伝統を継承し発展し続けられるように,教職員一同全力で取り組む日々を送っております。

 岩手大学教育学部の付属校である本校は,教育研究の推進はもとより教育実習の実施,地域の小学校教育の発展への寄与等を大きな役割としています。特に教育研究では学部との共同研究により,取り分け「感性」を重んじる教育課程の創造に取り組んでいます。

 保護者の皆様のご支援を賜り創意工夫のもと,これまで以上に充実した教育活動が期待されているところでもあります。学校教育目標である「未来を切り開く人間の育成」の実現をめざして教職員一同,さらなる努力を重ねて行く所存でおります。

                 岩手大学教育学部附属小学校長  米 谷 毅 彦