2025年7月15日
竹になったんだね~
季節の移り変わりを、子どもたちは遊びや生活の中で様々な体験を通して感じています。4月、 まだ少し肌寒い春の日。園庭を歩くと、地面を力強く持ち上げているのは、タケノコです。
「幼稚園のタケノコ、食べられるんだって。」という先生の話を聞いて、年長組の子どもたちは力を合わせてタケノコ掘り。苦労して掘ったタケノコ。どんな味なのかますます楽しみになります。
先生に、筍ご飯にしてもらい、みんなで春を味わいました。
日に日に生長するタケノコを楽しみに、観察したり、背比べをしたり、園庭でお料理作りをしたり。あんなに小さかったタケノコが、5月の連休明けにはすっかり自分より大きくなっているではありませんか。
上を見上げて、「竹の子が、竹になったんだね~。」とつぶやく年長さん。
たたいてみると、音が違うことに面白さを感じたり、切ってみると節があることに気付いたり。
7月。立派に生長した竹を切ってもらい、年少組、年中組のお部屋まで運びます。願いを込めた七夕かざり。
みんなの願いが叶いますように。