学校紹介School introduction

本校は1947（昭和22）年に岩手師範学校附属中学校として3学級で発足しました。1949（昭和25）年の新制大学発足により，岩手大学学芸学部附属中学校に改称し，1966（昭和41）年に，学部名称の変更により，岩手大学教育学部附属中学校と改称して現在に至っています。

本校の性格として，義務教育として行われる普通教育を行うとともに，岩手大学附属校として，教育学部における研究への協力，学生の教育実習，教育理論及び実践に関する研究を進めています。

1951（昭和27）年に定めた総合教育目標「よく考え，誠をもって 働く人間」のもと，時代の進歩によって社会が大きく変化する中においても，理性的・主体的に考え判断する生徒，思いやりのある生徒，たくましく意欲的に活動する生徒の育成を軸に教育研究を継続しています。

2024（令和6）年度は，「学びの価値を見つめ，未来を創造する人材を育成する教育の推進」を学校経営の基本方針として，ICT教育，カリキュラムマネジメントの推進や家庭や地域，大学との連携を強化することにより，地域の学校・附属学校・研修校としての使命を担うことを目標としています。

また，2023（令和５）年後期より,  ICT機器の有効使用やデータ活用及び学校安全学を基盤に据えながら，第16期研究主題を「自他のウェルビーイングの実現を目指す学びの構想」として，新しい学力観への更新とともに各教科及び道徳・総合的な学習においてウェルビーイングの実現を目指した授業実践を試行しています。

現代は予測が困難な時代と言われていますが，安心で安全な学校生活を第一に，生徒一人一人が自らの意志と思いを大切にして，充実した中学校生活を送ることができる環境を創出したいと考えています。保護者・地域・関係者の皆様，引き続き本校の教育・研究にご支援，ご協力をよろしくお願いいたします。