進路支援-事業の紹介-
事業内容
児童生徒が、学校教育活動全体を通じて、将来の社会生活に必要な知識、技能、態度を養い、望ましい進路先を選択、決定し、移行できるよう支援します。進路支援に関わる相談や情報提供を行っています。卒業生の進路先定着や、より豊かな社会生活が実現できるよう訪問、相談も行っています。
年間の主な事業内容は以下のとおりです。
進路業務(生徒に関すること)
6月 | ・第1回産業現場等における実習(高等部) |
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8月 | ・事業所見学(高等部1・2年) ・先輩から学ぶ会(高等部3年) |
9月 | ・進路の学習①(中学部) |
10月 | ・第2回産業現場等における実習(高等部) |
11月 | ・進路の学習②(中学部) ・作業体験(小学部6年、中学部3年) |
12月 | ・福祉事業所体験・面談会(高等部1・2年) |
1~2月 | ・移行支援会議(高等部3年) |
進路業務(保護者対象)
4月 | ・進路支援説明会 |
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6月 | ・第1回産業現場等における実習 見学(高等部) |
8月 | ・事業所説明会 |
10月 | ・第2回産業現場等における実習 見学(高等部) |
11月 | ・進路講演会 |
1~2月 | ・移行支援会議(高等部3年) |
外部会議
年間を通して、以下の会議に出席しています。
・自立支援協議会就労支援部会(月1回)
・各圏域ネットワーク会議(年1~2回)
・企業との連携協議会(年3回)
・進路担当者会議(年2回)
・盛岡公共職業安定所職業紹介業務連絡会議 等
その他
年間を通して、以下の支援を行っています。
進路・職場開拓、関係機関訪問、進路情報の提供、卒業生の支援(アフターケア)、同窓会(かもめの会:7月)
活動報告
高等部卒業生の進路状況
ここ10年間の進路状況は下のPDFファイル「高等部卒業生の進路一覧」に示したとおりです。福祉サービスを利用する方がほとんどです。
卒業時に移行支援会議を学校主催で開催し、卒業後の地域生活を安定して送れるように進めています。(本人、保護者、事業所、市町担当者、相談支援専門員、学校が参加しています。)
1⃣ 校内・現場実習(年2回)

高等部1年生は校内で、高等部2・3年生は盛岡圏域の一般企業や福祉事業所で働く体験をします。本校では、2年生の後期の実習で就労アセスメントを行っています。
2⃣ 事業所見学

中学部と高等部1・2年生が、盛岡圏域の一般企業や福祉事業所を見学します。事業所の方の説明を聞いたり、作業を体験させていただいたりし、様々な仕事や働き方があることを学びます。
3⃣ 先輩から学ぶ会

令和3年度から新たに始まりました。卒業生を招いて、働く上で必要な力や学校生活で身に付けておくとよい力などについて話してもらい、卒業後の社会生活のイメージをもつ機会とします。
4⃣ 福祉事業所体験・面談会

高等部1・2年生を対象に行います。福祉事業所の方に来校いただき、事業所の説明を聞いたり、作業体験をしたりして、自分の進路を考える学習をします。
5⃣ 進路支援説明会・進路講演会(保護者対象)

進路支援説明会では、進路の手引きを活用しながら、本校の進路支援や、盛岡圏域の福祉事業所の情報などについて説明します。また、進路講演会も年に1回実施しており、令和4年度は、いわて発達障害サポートセンター・えぇ町つくり隊代表の熊本葉一さんをお招きし、相談支援専門員の立場からその役割や制度等について、分かりやすく説明していただきました。
6⃣ 事業所説明会(保護者対象)

盛岡圏域の複数の事業所担当の方をお招きし、写真や映像・スライド等を使って事業所の説明を聞きます。事業所の見学は高等部を対象に個別に行っています。