サブコース紹介

音楽教育科

音楽教育科

音楽教育科の紹介

 音楽は、年齢や境遇に関わらずどんな人の心にも働きかける力を持っています。人生のさまざまな場面にいる人たち、特に子どもたちの心を豊かにする多様な音楽文化活動に教育者として関わっていくことは、やりがいのある仕事です。音楽の楽しさを教えるためにまず必要なのは、音楽を愛する心。そしてそのうえに知識と技術。

 当科では、岩手という音楽活動が盛んな地域で教員として貢献するために必要な、幅広く豊かな教養、音楽と教育に関わる高い専門的知識と技術を身につけるためのカリキュラムが用意されています。中学校教育コースと小学校教育コースの音楽専攻学生が所属し、子どもの頃からピアノを習っていた人、合唱部や吹奏楽部で活勤していた人だけでなく、あまり音楽に縁がなかったけれど大学に入ってから音楽の魅力に目覚めた人など様々です。将来は、小・中・高等学校、特別支援学校や幼稚園の教員になることをめざし、音楽を通して培われる和やかな雰囲気に包まれて日々の勉強に励んでいます。

 

研究室の紹介 - 教 授 : 川口 明子 -

 インドネシアには「打楽器オーケストラ」とも言うべきガムランをはじめとする豊かな音楽文化が花開いていますが、私は特に、スンダ(西ジャワ)様式のガムラン・ドゥグンと、トゥンバン・スンダ(歌・箏・笛のアンサンブル)という2種の音楽の研究と演奏を続けています。また、アジアの音楽文化を土台としつつ、音楽を身体で学びながら、世界の音楽文化に親しむ音楽教育の実践的研究に取り組んでいます。

<研究内容>
世界の音楽の伝承・学習と教材化、
インドネシア・西ジャワの音楽の研究と演奏(ガムラン・ドゥグン、トゥンバン・スンダ)
<講演・講義可能なテーマ>
世界音楽めぐり、インドネシアの音楽文化(ガムラン他)

 

 

研究室の紹介 - 准教授 : 白石 文子 -

shiraishi

 音楽科教育の目的・内容・方法に関する理論研究を行っています。特にアメリカ合衆国における音楽科教育論の歴史的・哲学的研究と、第二次世界大戦後の音楽科教員養成史に関する日米比較研究を専門にしています。大学における教育では、音楽科教育の理論と実践の融合を目指して、理論面の強化、および実践に関する議論を重視しています。

<研究内容>
アメリカ音楽科教育論の歴史的哲学的研究
戦後初期の音楽科教員養成の日米比較
<講演・講義可能なテーマ>
アメリカ合衆国の音楽教育

 

 

研究室の紹介 - 准教授 : 大場 陽子 -

 専門は、作曲・編曲です。コンサート・ホールで演奏される音楽の作曲に加え、自然界の様々な場所において、音楽以外の多様な要素と絡み合って「音/音楽」が存在することをテーマとした活動にも取り組んでいます。多様な音のあり方やそれに対する向き合い方を学び、教育現場や地域社会で伝えていって欲しいと願っています。代表作品:カエル・シンフォニー(弦楽四重奏)、ミツバチの棲む森(管弦楽曲)、お酒の子守唄(Sax./Pf./Bass/Perc.)、恐竜たちの時代(合唱)など

<研究内容>
作曲、編曲、オーケストラ、地域における音楽
<講演・講義可能なテーマ>
簡単な伴奏づくり、編曲法、自然と共生する音楽

 

 

研究室の紹介 - 准教授 : 米谷 毅彦 -

声楽を学ぶ事は自らを楽器として専門的に認識し其れを磨き上げる研鑽の日々、つまり精神的な克己と身体的な鍛錬は文字通り人間力を高める事に他なりません…
芸術に憧れ成人してからClassic音楽を学び始め国際的な歌劇場で歌い演じて来た経験を生かして、人を育むと云う志を立てた若人と一緒に有意義な青春時代を送りたいと希っています!
心と体で歌う事は文字通り自らとの対話、もう1人の自分を探しに共に歩き出しませんか?

<研究内容>
主にイタリア,ドイツ&フランス各原語のオペラと歌曲及び教会音楽、児童合唱を含む指揮と新作楽曲における作詩
<講演・講義可能なテーマ>
声楽全般の歌唱技術及び舞台演技と演出、教育現場における発声指導と合唱指揮

 

 

研究室の紹介 - 特命准教授 : 多賀谷 祐輔 -

 「心から出でて、願わくば再び心に還らん事を」
 これはベートーヴェンが晩年の傑作、ミサ・ソレムニスの自筆譜に書き付けた言葉です。
 私たちは普段、日常的に他者との関わり合いの中で生活を営んでいますが、心と心が触れ合い、互いの結び付きを体感する場面はそう多くはないのでしょうか。いつの時代も、社会に於いては、差し障りの無いコミュニケーション能力と、最短距離で結果を出す事が求められます。そんな中で、自分の裡に澱の様に溜まって行った  —あるいは抑圧され、解放を待ちわびている—  様々な「想い」に捌け口を与え、それに新たな秩序の装いを持たせて社会に解き放って行き、そしてそこに産み手と受け手の共振が生まれた時、はじめて芸術が本来の姿を顕すのではないでしょうか。そこではベートーヴェンの理想でもあった様に「全ての人は兄弟」となり、自他の境目の無いコミュニケーションが可能となり、人が本来の居場所に還る事が出来るのだと感じます。
 正しく「芸術は長し、人生は短し」ですが、一緒にこの奥深い世界の探求をして行きませんか?

<研究内容>
作品世界の探求から導き出される創造性の追求
<講演・講義可能なテーマ>
ピアノ独奏、室内楽、伴奏、即興演奏、楽曲分析