学部紹介

学部長挨拶

ようこそ!岩手大学教育学部へ 

 

教育学部長 宇佐美公生
教育学部長 宇佐美公生

 

岩手大学教育学部は、1876年(明治9年)設置の盛岡師範学校を前身としており、以来140年余にわたって、岩手県をはじめ全国に優秀な教員を輩出してきました。長い歴史の中ではかつての学芸学部や生涯教育課程、芸術文化課程も含め、本学部の出身者は県内外の様々な分野で活躍しています。特に岩手県内の教員に占める本学部出身者の割合は、小学校教員で約50%、中学校教員で約40%を占め、地域における教員養成の中心的役割を果たしています。

 平成28年度から、岩手大学教育学部は改組して新しい体制へと生まれ変わりました。これまであった生涯教育課程と芸術文化課程の二課程を廃止し、教育学部は学校教育教員養成課程の1課程だけの学部となり、教員養成に特化した専門学部として再出発しました。そして、これまで以上に教員養成機能を充実・強化するとともに、地域の学校教育のニーズにも応えるために、従来の2コース制から、①小学校校教育コース、②中学校教育コース、③理数教育コース、④特別支援教育コースの4コース制へと変更し、複数の教員免許状(例えば小学校の免許状と中学校の免許状)の取得を義務づけることとしました。また「いわての復興・教育」や「学校安全学と防災教育」、「プログラミング基礎」、「小学校英語」をはじめ、「小規模学校」や「海外」での教育実習の機会を設けるなど、地域と時代のニーズに応える教育内容の充実を図っています。そして防災を含む広義の「学校安全」に関わる知識・技能等を研究開発するために、令和2年度からはこれまでの「附属教育実践総合センター」を改組し、新たに「附属教育実践・学校安全学研究開発センター」を開設いたしました。

21世紀になり、人類は地球温暖化や人工知能などの普及による社会構造の変化、高齢化やグローバル化など、これまでの価値観や自然観の見直しを迫られるたくさんの課題を抱えています。こうした未来の課題と向き合い、豊かで明るく平和な人間社会の担い手となるのは、これから大人になる子どもたちです。教員は、そうした子どもたちが希望をもって未来を生きてゆくための知識や能力、情操を育むうえで、とても重要な役割を担っています。そして子どもたち一人ひとりの個性と可能性を見つけ、それらを新しい世界を生きる力へと育て上げていくために、教員自身が未来の世界を想像し展望できる力を備えている必要があります。岩手大学教育学部は、子どもたちの豊かな未来を培うために必要な知識・技能と専門的で実践的な教育力を学生に身につけてもらうべく、今後も新しい教育方法の開発とカリキュラムの充実とに努めて参ります。

岩手大学教育学部は、これからの学校教育を担う意欲と専門性を備えた優れた教員を輩出することにより、これまで以上に岩手県をはじめとする地域の教育の発展に貢献したいと考えていますので、関係の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。