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お知らせ

教職大学院トピックス 10~11月

2022.01.04

11月

教職大学院の授業風景➄「学校経営の実践と課題」

  「学校経営の実践と課題」の講義では、学校経営方針としてのビジョン設定、学級集団作り、危機管理の在り方など、学校経営全般に関わって学んでいます。先日の講義では、学級集団作り、担任と児童・生徒との関係などについて学級活動の授業映像を視聴した上で、学卒・現職交えてディスカッションをしました。学卒・現職共に、学校現場の様々な立場での実践を常にイメージしながら学びを深めています。
院生室あれこれ➂
 院生棟のラウンジは、院生憩いの場。2時限目の後は、お弁当やカップ麺を携えての昼食です。食事後はみんなでお話タイム。飛び交う話題がSnow Manからお勧めの接骨院まで様々なのは、幅広い年代が集まる教職大学院ならではです。時には教育について熱く語り合うことも…。ラウンジでの情報交流から新しい見方や考え方を得ることもあります。みなさんも様々なことを語り合い、楽しい院生生活を送ってみませんか?
子ども支援力開発実習(現職院生2年次)
 「直接介入はせず、観察及び関係者への聞き取り等を通して、多面的に生徒理解を図る。」 私自身は学校現場で経験したことのない役割であり、本実習のミッションでした。しかし、実際に生徒のひとつひとつの言動に注目していると、様々なことが見え、想像が働きました。そして、「〇〇ができない生徒」ではなく「□□ならできる生徒」、そのように発想を転換して考えることの大切さを実感でき、貴重な学びの機会となりました。
教職大学院の授業風景④「ICT活用教育の実践と課題」
 文部科学省が示す「教員のICT活用指導力のチェックリスト」の観点にある「授業中にICTを活用して指導する能力」、「情報モラルなどを指導する能力」の形成に向けて学んでいます。具体的には、ICT活用のための基本的な知識と技能の習得や、タブレットや電子黒板を用いた一斉・個別・協働学習について学びを深めています。現職と学卒の院生でグループになり、ICTを活用した模擬授業を行い、試行錯誤しながら活用方法の幅を広げています。

 

10月

院生室あれこれ②

 学卒院生である私にとって、現職院生は日々の大学院生活の中でとても心強 い存在です。院生室やラウンジでコーヒーを飲みながら相談にのってくださったり、講義を受ける中で生まれる疑問について様々な校種の方々がそれぞれの経験を交えながら答えてくださったりします。学校現場についての疑問や質問をいつでも気軽に聞けるという環境、快く答えてくださる現職院生の皆さんの優しさに助けられている毎日です。
授業力・子ども支援力開発実習B (学卒院生2年次)

 今回の実習は、M2学卒院生が集中して取り組む最後の専門実習になります。これまでの実習における授業力の課題を改善することや子どもの成長してほしい姿を考え、クラスの児童に関わりながら実習にのぞみました。単元全体の授業のつながりを意識して授業を構成し、児童の発言から考えや内容を広げる事ができました。また、評価をする経験もさせていただき、毎回の授業でしっかりと評価規準をもつことの大切さを学びました。
入試説明会
 10月26日、岩手大学教職大学院に興味のある学生を対象に、今年度第2回目の入試説明会が行われました。岩手大学だけではなく様々な大学から参加者が集まりました。私たち学卒院生も参加し、大学院生活や大学院での学びに関する質問に答えました。私たち自身も今までの生活や学びを振り返り、考えを深めるきっかけとなりました。来年度、新たなメンバーを迎えてさらに学びを深められることを楽しみにしています。

 

院生室あれこれ①
 現職院生の私にとって、学卒院生は「新たな世界を切り開いてくれるカリスマ的存在」です。iPadって? インスタって? 気になりつつもこれまで深く触れてこなかったICTの分野について、一から十まで手取り足取り優しく教えてくれます。学卒院生と出会い、共に学べる環境に身を置いているおかげで、食わず嫌いならぬ「やらず嫌い」はやめ、「まずはやってみよう!」という気持ちをもつことができました。スキルが高まり、心から感謝の気持ちで一杯です。