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お知らせ

教職大学院トピックス 12~1月

2022.02.21

1月

教職大学院の授業風景⑦「ゼミ」
 教職大学院では、 校種及び科目、 プログラムごとにゼミナール(通称:ゼミ)が行われています。今回はM1中間発表会の振り返りや研究の今後について、数学科ゼミで話し合いました。教授や他のゼミ生との議論を通じ、自身の研究や授業についての考えを深められる貴重な機会です。ゼミを通して気付いたことを普段の学習や実習等に生かし、 その学びをゼミに持ち寄り循環させることの大切さを日々感じています。

 

教育実践研究中間発表会(1年次)
 1月21日(金)に学内の北桐ホールで行われました。教職大学院では、各自の研究テーマに基づいて理論知と実践知の双方からアプローチした教育実践研究に取り組んでいます。今回の中間発表は、入学して約1年が経つM1院生それぞれの取組について、その進捗状況を報告する機会でした。自らの研究に対して現状と課題を明らかにするとともに、たくさんのご指導・ご助言をいただき、M1院生一同、実践研究のさらなる向上を目指しています。

12月

教職大学院の授業風景⑥「学習指導要領とカリキュラム開発」
 来年度から小中一貫校として開校する紫波東学園のカリキュラム開発に取り組んでいます。実際に紫波町教育委員会の教育長さんからお話を伺ったり、開校予定の校舎見学をしたりする機会をいただくことで、紫波東学園で学ぶ子供達の具体的なイメージを思い浮かべることができました。子供達同士の関わりや地域との交流を育み、9年間の一貫した豊かで楽しい学びの実現を願うカリキュラム開発を目指しています。
教職大学院授業公開・授業研究会
 本教職大学院では、授業計画や内容、方法等について改善を図る趣旨で、年に2回、授業公開・研究会を実施しています。今回の公開授業は「生活科・総合学習の実践と課題」。院生が各自の配属校のカリキュラム開発につなげる私案を作成し、方策のプレゼンや協議、省察によりブラッシュアップを図る内容でした。大学の教員をはじめ、行政関係者や連携協力校の皆様にも参加いただき、授業研究会での質疑や意見交換を通して改善のヒントを得ることができました。
総合実習④「小学校、中学校」(学卒院生1年次)
 11月~12月に附属小・中学校で計8日間の総合実習を行いました。私は高校を専門としているため、児童生徒との会話や時間の過ごし方など、全てが新鮮でした。中学校では、高校でも扱った消費生活に関する授業を行いましたが、扱う内容が同じでも、発達段階に応じた言葉の選定や発問の仕方など、工夫すべき点は多く、学ぶことが多かったです。生徒が学習内容を自分事として考えることが出来るような授業づくりをしていきたいと感じた実習でした。