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お知らせ

教職大学院トピックス 2~3月

2022.03.28

3月

学位記授与式
 3月23日に、北桐ホールで令和3年度の学位記授与式が行われました。修了生の晴れやかな表情と凛とした姿からは、2年間の学びの充実感が伺えます。学位記授与式は、感謝の気持ちを込めてM1院生が準備や進行を担当しました。また、当日は転勤される先生への感謝の会も行われ、教職大学院での出会いへの感謝と別れの寂しさを実感した1日となりました。5期生のみなさん、修了おめでとうございます。

 

実習連絡協議会
 本大学院は、市内の連携協力校(小学校7、中学校7、高等学校3、特別支援学校1、幼稚園1、計19校)で院生の実習を行っていますが、年に3回、連絡協議会を開いています。3回目の3月10日には、大学院から次年度の専門実習日程や年度初めの動静、院生配属等について説明を行い、実習校からは今年度の実習の振り返りや次年度に向けての構想等が話され、情報共有を行いました。よりよい実習の在り方や院生の様子について交流できる貴重な場になっています。

2月

院生室あれこれ⑤
 学校の職員室とも、大学の研究室とも違う雰囲気の漂う「院生室」。ほぼ毎日、かなりの時間を過ごすこの院生室においても、様々な学びや気付きがありました。学卒院生は、現職院生から教職経験を踏まえた授業や生徒指導の体験談等を、現職院生は、学卒院生から新鮮で斬新なものの考え方やICTの使い方等を聞きながらざっくばらんに交流し、新たな知見を増やすことができました。講義や実習とはまた異なる院生相互の「温かい学び」がここにあるように思います。
教育実践研究発表会(2年次)
 2月4日に北桐ホールで行われ、M2院生が2年間の教育実践研究の成果を発表しました。「理論と実践の往還」という言葉のとおり、常に学校現場に役に立つ研究を念頭に置いて、これまで研究を進めてきました。また、大学院では研究や検証の方法、さらにはプレゼンの仕方も学んできました。どの発表も2年間の学びや研究が凝縮された内容であったと感じます。これからは、大学院2年間で得た研究成果を学校現場に還元していきたいと思います。
教職大学院の授業風景⑧「教育実践リフレクション」
 教職大学院での理論と実践の往還・融合の中心となる授業が「教育実践リフレクション」と呼ばれる授業です。実習によって得た学びや考えを他の院生と共有し、議論をして深めるための大切な場となります。また、今年度は授業研究を遠隔で行ったり、ホワイトボードアプリを活用して意見を共有したりする等、新たな方法を試行しています。「授業実践リフレクション」は、授業や実習を通した学修を俯瞰し、試行錯誤の場としての重要な役割を持っています。
院生室あれこれ④
 皆さんは「院生室」と聞いてどんなイメージを持たれるでしょうか。岩手大学教職大学院の院生室は、「職員室」に近いつくりをしています。現職院生と学卒院生が入り混じった席の配置になっていますので、授業の合間や空きコマ等にはゆっくりと会話を楽しんだり、一緒に課題に取り組んだりすることができます。また、ロッカーや冷蔵庫、電子レンジ、コーヒーメーカー等も備わっていて、学修には最適な環境です(^^)