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お知らせ

教職大学院トピックス 2~3月

2023.04.03

3月

学位記授与式

3月23日、北桐ホールで令和4年度学位記授与式が行われました。田代高章研究科長から、理論と実践の往還、批判的精神をもって物事を見るという2年間の学びについて餞の言葉をいただきました。先生方のご指導のもと仲間と切磋琢磨し合った学修の成果を、6期生17名が各学校および教育行政等で発揮します。コロナ禍で様々な制約の中始まった大学院生活。これまでの当たり前を捉えなおす問いの連続だったことと思います。皆様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。

2月

いわての復興教育 『語り・継ぎトランプ』

授業「いわての復興教育の理論と実践」の学習成果としてM1現職院生で「語り・継ぎトランプ」を作成しました。トランプには、岩手県が東日本大震災津波の教訓から得た3つの教育的価値「いきる・かかわる・そなえる」に本授業で得られた学び「語りをつぐ」を第4のキーワードとして加えました。カードにはキーワードに合わせた言葉とイラスト、復興教育に関するコンテンツにアクセスすることができるQRコードを掲載しました。現在は、連携協力校での授業実践や県内の小学校での復興教育の出前授業へと展開しています。本トランプが復興、防災、減災への理解を深めるツールの一つとして活用してもらえたらと思います。

教育実践研究発表会

1月に2年間の研究の成果を発表する教育実践研究発表会が行われました。“理論と実践の融合”が求められる現在、学生は両者を融合させた学びを期待されています。両者を融合させようと努力し、2年間追求した結果を共有する場がこの教育実践研究発表会でした。私自身、研究に最善を尽くしましたが、まだまだ満足いくものではなく、課題もたくさん見つかりました。研究には終わりはなく、課題を見つけられるからこそ、これからまた追究しようと思えるのでしょう。これからも“理論と実践の融合”を体現した教育活動が行えるように、日々自己研鑽に励みます。