教職大学院トピックス 10~11月
2024.01.29
11月
総合実習(附属小学校実習)
附属小学校での7日間の実習では、子どもが主役で、かつ学習の理解ありきの授業ができること、教師の細かいフィードバックや価値づけで子どもの学びの姿勢も変わることを学びました。また、授業を参観する際に「もし私だったら」と自分事として授業の様々な手立てを考えることや「私ができることは何か」と大学院生だからこそ求められていることを俯瞰的に考えることの大切さを改めて感じました。仲間と共に学びを深められるのもあと1年3か月、今に満足せず学び続ける姿勢を持ち続け、高みを目指していきたいです。
院生の仲間との学び
教職大学院に入学して、早10ヶ月が経ちました。私は、大学院から本格的に教育を勉強することになったため、毎日、多くの学びがある日々を送っています。日々の院生同士の何気ない会話の中にも、これからの教育についてのヒントがたくさんあり、学ばせていただいています。さまざまな校種や教科の院生とかかわっていく中で、今まで自分が持っていなかった視点に気づくこともでき、修了後の教員生活では充実した日々を送れるよう、これからも学び続けていきたいと思っています。
授業の構想と教材研究について
教員の目指す「よい授業」とは何なのか。そもそも、子どもが「学ぶ」とはどのようなことなのか…。この授業では、既存の教育理論や他の院生の考え方を交流し合いながら、自分の目指す「よい授業」について考えています。現職院生と学卒院生、他校種、他教科等々、多様な立場からの意見を取り入れ、昇華させていくことで、自分自身の授業論に厚みを持たせていきたいところです。正解のない問いではありますが、教員として考え続ける姿勢を大切にしていきたいと感じています。
10月
院生室の様子
教職大学院は、校種、年齢、住む地域等、立場の違う多様な他者との協働の学びの場です。「岩手の教育に貢献すること」を目的とした同志は、時には心通う友のように気遣い、時には責任ある教育者として対立を恐れず、相反する意見をぶつけ合い議論しながら学修しています。大人である私達が、多様な他者と共に、主体的・対話的で深く学び続ける姿を追求しています。
M2授業力・子ども支援力実習
M2学卒院生を対象とした実習です。研究テーマに即した授業実践や心理授業を行います。校種によっては専門外の教科の実践も行いました。本実習では、過去の実習で得た自己課題の解決に向けて教材研究を行い、子供たちが主体的に取り組みわかる授業づくりに取り組みました。授業実践においては、子供たちの学びのプロセスを思い描き、単元、教材の系統性及び単位授業同士のつながり等を意識した授業づくりの大切さを再確認することができました。本実習を通じて、研究だけでなく授業や学級経営についての知見も深めることができ、修了後の取り組みを具体的に考えることができる大切な機会となりました。