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お知らせ

教職大学院トピックス 6月

2024.07.24

「授業力開発実習」

「~ってなんだろう」「どうして~なのかな」子ども達の声が響きます。私が今年度、四年生となった子ども達に道徳の授業をするのは、4回目。たった4回でも「当たり前のことこそ疑って、本当に大切なことに目を向けてほしい」という私の思いが子どもに伝わっている気がします。補助教材として用いる絵本を読み聞かせすると、じっくりこちらを24の目が見つめます。これからも子どもと共に答えのない問いを考え続けていきたいです。

「授業力開発実習」

6月に連携協力校の4年生を対象に、単元を通しての授業力実習を行いました。今年度設定した自分の重点課題である「子どもを主語にした授業の在り方」を視点に授業改善を進めました。これまで大学院で学んだ理論を生かして一単元を構想し、実践に臨みました。大学院の先生方とのリフレクションや連携校の先生方から学びながら、多くの成果と課題を明らかにすることができました。これを今後の研究に生かしてきたいと思います。

「異校種実習」

私たちM1学卒は、6月の2日間、岩手大学教育学部附属特別支援学校で実習を行いました。障害のある子どもたちの特性に合わせて先生方がどんな支援や環境整備を行っているのか、ヒト・モノ・コトの視点で考えることができました。 そして支援を行う上でティームティーチングでの連携の仕方や小学部・中学部などの学部を超えた情報共有の在り方等を知ることができました。本実習で得た知識や経験は、特別支援学校のみならず、それぞれの校種においても同様に生かすことができると思うので、これからの実践で取り込んでいきたいと思いました。

「授業づくりの理論と実践」

「授業づくりの理論と実践」では「授業とは何か」という、学校教育の本質的な部分について理論に基づきながら学んでいます。授業をつくることの難しさは、現場経験のある現職の先生方との話し合いの中で強く感じます。本授業での学びを通して、子どもたち一人一人が「知りたい!学びたい!楽しい!」と思える授業ができる教師になりたいと思ったと同時に、理論と実践を往還しながらより良い授業づくりに励みたいと思いました。