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お知らせ

教職大学院トピックス 11月

2024.12.26

「子ども支援力開発実習」

M2現職が取り組む「子ども支援力開発実習」は、子どもへの直接介入だけでなく、子どもの様子の観察や関係する先生方からの聞き取りを通じて「子ども理解を深める」ことを目的としています。子ども一人一人の良いところや援助が必要なところを多面的に捉え、子どもが不得意なことを問題として捉えるのではなく、誰からの、どのような支援が有効なのかという視点をもとに話し合いを重ね、子どもに寄り添うことの意味を学んでいます。チームで行う子ども支援の大切さを強く感じる実習です。

「合同授業研究会」

学卒・現職院生合同の授業研究会を行いました。「児童生徒の主体的な学びの姿とはどのようなものか」「学びの伴走者として教師はどうあるべきか」など、学卒・現職院生の両方の視点から意見を交流し、探究する時間となりました。また、スクールリーダーとして研究会を主導する立場からも意見を交わしました。テーマ設定や研究会の在り方など、組織としての持続可能な授業改善アプローチについて考えを深めることができました。

「リフレクション」

教職大学院では、講義で学んだことと学校現場での実習で得られたことを融合させる目的で、毎週リフレクションの授業を行っています。このリフレクションの時間は非常に有効です。学習指導や生徒指導、学級経営、特別支援など、様々な視点から「次はどうすればよいか」を考えることができます。特に、学卒院生にとっては、「実習では分からない現場の姿」を現職院生から直接聞くことができ、具体的なイメージを持つことができる貴重な時間となっています。