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お知らせ

教職大学院トピックス 11月

2025.12.22

11月「子ども支援実習」

  今年度のМ現職院生は、学級経営の課題解決に向け、管理職による支援の在り方について連携協力校での観察や聞き取りを通して学んでいます。学級経営の課題を学校経営の課題として捉え、担任支援や教師の人材育成を図りながら、子どもに間接的にアプローチする管理職の役割について、これまでの「学校マネジメント開発実習」の学びと本実習を関連付けて考察しています。今後も、子ども支援実習のリフレクションを通して、よりよい組織間連携の在り方を模索していきます。 

授業研究会

 授業研究会を通じて、自分の授業を振り返ることの重要性を改めて実感しています。実践の意図や子どもの反応を多面的に見直すことで、授業改善の方向性が明確になります。また、院生や指導教員から多様な視点で助言を受けることで、自分では気付くことができなかった課題や新たな可能性を見出すことができました。今後も継続的な振り返りを行い、得られた学びを基に、より質の高い授業を構築していきます。 

 リフレクション

 教職大学院では、実習で得た経験を概念化し、理論と実践を往還するリフレクションを重視しています。 

 М2現職院生は、学校マネジメント実習として、7月と10月に盛岡教育事務所において、教育課題の解決に向けた提案と協議を行い、その成果を振り返りました。同じ実習であっても着眼点は多様であり、互いの発表から、授業改善、組織連携、地域資源の活用など、学校現場で生かせる具体策が見えてきました。 

 今後は、これらの具体策を小・中・高・特別支援学校の各学校の実情に応じて還元できるよう、学びをさらに深めていきます。