県内外の高校生88名が参加 「いわて教員未来塾 夏の陣」を開催
2026.08.04
岩手大学教育学部は7月29日、将来教員を目指す高校生を対象とした高大接続プログラム「いわて教員未来塾 夏の陣」を開催しました。本プログラムは、文部科学省「地域教員希望枠を活用した教員養成大学・学部の機能強化事業」に採択された本学の取組「地域教員希望枠―デジタルと掛ける岩大 Twin 方式―」の一環として実施したものです。当日は県内外の高校3年生88名と学生ファシリテーター19名が参加し、講義やグループ協議、学生との交流を通して、小学校教員の魅力や教育課題について学びました。
午前中の講義では、岩手県教育委員会事務局の岩淵拓史主任指導主事が「小学校教員の魅力とやりがい・岩手の小学校教育について」と題して講演し、小学校教員の仕事の意義や魅力、岩手県の教育課題などについて紹介しました。参加した高校生は熱心に耳を傾け、教職への理解を深めました。
続くグループ協議では、教育学部の学生がファシリテーターとして各グループに加わり、「小学校時代の先生との楽しかった思い出」や「なぜ小学校教員を目指すようになったか」などをテーマに意見交換を行いました。
昼食会では高校生と大学生が交流し、大学生活や教育学部での学び、教員を目指したきっかけなどについて語り合いました。
午後にはグループごとに協議内容をまとめて発表し、小学校教員の魅力や求められる資質、岩手の教育課題などについて多様な考えを共有しました。
その後、小学校教育コースでの学びや「『希望郷いわて』教員養成枠(地域枠)」に関するガイダンスを行い、プログラムを締めくくりました。
事後アンケートでは、ほぼ全員が高い満足感を示し、高校生から「教員になりたい気持ちがより強くなった」「同じ目標を持つ仲間と交流し、自分にはない視点や考え方を知ることができた」「大学生から実際の大学生活や学びについて聞くことができ、進学後のイメージが具体的になった」といった声が多く寄せられました。また、「小学校教員の仕事のやりがいや魅力を再認識できた」「子どもに寄り添うことの大切さを学んだ」など、教職への理解と意欲の向上につながったことがうかがえました。
学生ファシリテーターからも、「高校生の熱意に刺激を受けた」「自分が教員を目指した原点を振り返る機会となった」といった感想が寄せられ、高校生と大学生双方にとって有意義な学びの場となりました。
岩手大学教育学部は、今後も高大接続プログラムの充実を図り、地域と連携しながら、これからの教育を担う高度な専門性と実践力を備えた教員の育成に取り組んでまいります。
