小栁 亜季

小栁 亜季

KOYANAGI Aki

所属科
学校教育科
職名
准教授
専門分野
教育方法学
Educational Methods

プロフィール

  • 京都大学 教育学部(2019)
  • 京都大学 大学院教育学研究科 修士(教育学)(2021)
  • 京都大学 大学院教育学研究科 博士(教育学)(2025)

専門分野や研究について

専門分野は教育方法学です。教育方法学とは、「教育実践の様式と技術を原理的に探究する学問」(佐藤、1996)と紹介されるように、学校現場と関わりが深い学問です。その中でも特に私はカリキュラム研究に関心を持ってきました。
これまでみなさんが小学校、中学校、高校と学校で学んできた教科は、なぜその教科としてカリキュラムに含まれているのでしょうか。これまでの日本の教育の歴史から見れば、時代的要請や各学校の特色等に応じて、新しい教科が導入されてきました。現在の日本にはどのようなカリキュラム編成が必要なのかを考えています。
この問いに対応して、自分の研究としては主にイギリスのカリキュラムを研究してきました。1970年代から1980年代のイギリスにおいては、多民族・多言語化する学校に応じて、複数の言語を比較しながら学ぶ教科として、教科「言語」が実施されていた学校もありました。当時の学校の教師たちや研究者たちが、どのような考えのもと新しい教科を作ろうとしていたのかを探究しています。

実際に渡英し資料収集しながら研究を進めています

講義/ゼミについて

「特別活動の理論と方法」「教育課程・教育方法論」などの授業を担当しています。実際に教師になった際にどのように授業や活動を計画し実施するかについても扱いますが、そもそもなぜ今のような教育の形になったのか、またそこに至るまでの学校現場の教師たちや研究者たちの葛藤や試行錯誤も含めて原理的に考える機会を大切にしています。ゼミや演習科目においては、文献講読とディスカッションを通して、ご自身の考えを深めていってもらっています。学生さん方が扱う対象は現在の日本での教育実践から、過去の外国の教育プログラムのことまで幅広く、私自身も学ばせてもらっています。一人ひとりが学校で経験されてきたこと、その中で感じてきたこと・考えてきたことを出発点に、それらの経験を相対化することを目指しています。

高校生へのメッセージ

カリキュラムや授業のあり方を考えることは、これまでの歴史的な変遷や地域ごと、学校ごとの違いをふまえることで、自分にとって自明視されていた教育観を問い直すことでもあると思っています。さまざまな地域や学校から集まったみなさんと、語り合い学び合えることを期待しています。